【完】彼との甘いお泊り~続き~
「やべぇー遅れる!」
「……急いできな、特別にしてあげるから」
「まじ!じゃ急いでくる」
子供のように、はしゃぎ笑顔で階段を上っていった。
「おまたせ、」
紺色のスーツが似合っているはる。
髪の毛を、後ろに流しかためている。
「もう、さらとバイバイか」
いゃいゃ、もう合えないかなんかみたいな話になるから……。
仕事終われば会えるし。
「してくれるんでしょ?だから、さらから」
ちょっ……私から……。
そっと、背伸びをし首に手をまわした。
すると、ぎゅっと抱き締めてくれたため、体が密着する。