イケメン部 〜第3巻〜
だ、誰か…助けて………





その時ーーー



ピンポーン




「…!!!」


「おや?誰かな?…こんないい展開なのに」



城津はゆっくりと顔を上げる。


城津の腕の力が緩んだすきをみて、澪和は城津の上からどき、



「か、確認してきますね…!」



インターホンを押した人の元へ向かっていく。



「……まさか」



身体を起こした城津は、頭を抱え、ハッと気付いたかのように、早足で澪和の方へ近付き、




ギュッ…




「……っ!?!?!?」



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