イケメン部 〜第3巻〜
「悪ぃ、御影、開けるの遅くなっ…て…」
後から入ってきた明るい声も聞こえてくる。
それと同時にーーー
ドカッ
「…っ!!!」
一瞬にして視界が開けた。
見ると、長身の城津が床に寝そべっていた。
お腹を押さえながら。
澪和はハッとし、駆けつけた部員の方を向き、頭を下げながら、
「た、助けて頂いてありがとうございます。…でも、城津先輩を殴るのは…ちょっと…」
足元で悶える病人・城津に目をやり、悲しそうな表情を浮かべた。
後から入ってきた明るい声も聞こえてくる。
それと同時にーーー
ドカッ
「…っ!!!」
一瞬にして視界が開けた。
見ると、長身の城津が床に寝そべっていた。
お腹を押さえながら。
澪和はハッとし、駆けつけた部員の方を向き、頭を下げながら、
「た、助けて頂いてありがとうございます。…でも、城津先輩を殴るのは…ちょっと…」
足元で悶える病人・城津に目をやり、悲しそうな表情を浮かべた。