イケメン部 〜第3巻〜
「…もう、人を殴らないって決めたんじゃなかったんですか…?」
涙ぐみながら、澪和は西条を見る。
すると西条は、頷き、
「あぁ、決めた。どんなに腹が立っても。大切な女が犯されそうになっても…。でも、我慢できるか?」
ふぅ、と息をついた。
そしてそのまま言葉を続ける。
「俺はもう人の女に手は出さねぇ。…まぁ、隙があれば奪うけど」
最後は小声で。
そして、
「だから俺は殴ってねぇよ」
「……え?」
澪和は一瞬耳を疑った。
西条が…殴ってない……
涙ぐみながら、澪和は西条を見る。
すると西条は、頷き、
「あぁ、決めた。どんなに腹が立っても。大切な女が犯されそうになっても…。でも、我慢できるか?」
ふぅ、と息をついた。
そしてそのまま言葉を続ける。
「俺はもう人の女に手は出さねぇ。…まぁ、隙があれば奪うけど」
最後は小声で。
そして、
「だから俺は殴ってねぇよ」
「……え?」
澪和は一瞬耳を疑った。
西条が…殴ってない……