イケメン部 〜第3巻〜
其ノ參
城津の家からの帰り道ーーー
「いやぁ、お前もやる時はやるんだな!…ちょっと見直したぜ!」
西条の明るい声が響く。
「…うるさい。人に手を出すなんて生まれて初めてだったんだ、城津には後でお詫びの品を持っていく」
御影は耳を塞ぎながらスタスタと歩く。
「詫び!?あんなの一方的に城津が悪いだろ!」
「そうは言ってもやはり、病人に怪我させるのは良くないだろう。…まぁ、お前に言っても分からないだろうが」
「はぁ!?テメェ今何つった?」
二人は相変わらずバチバチとしている。
そんな二人のあとを桐神と澪和はゆっくりと歩いている。
「…ほんっとに、あの二人は仲がいいんだか悪いんだか」
ほんわかとした桐神の笑み。
澪和は思わず、クスッと笑ってしまった。
「いやぁ、お前もやる時はやるんだな!…ちょっと見直したぜ!」
西条の明るい声が響く。
「…うるさい。人に手を出すなんて生まれて初めてだったんだ、城津には後でお詫びの品を持っていく」
御影は耳を塞ぎながらスタスタと歩く。
「詫び!?あんなの一方的に城津が悪いだろ!」
「そうは言ってもやはり、病人に怪我させるのは良くないだろう。…まぁ、お前に言っても分からないだろうが」
「はぁ!?テメェ今何つった?」
二人は相変わらずバチバチとしている。
そんな二人のあとを桐神と澪和はゆっくりと歩いている。
「…ほんっとに、あの二人は仲がいいんだか悪いんだか」
ほんわかとした桐神の笑み。
澪和は思わず、クスッと笑ってしまった。