イケメン部 〜第3巻〜
チンプンカンプンな事を言ってくる。





本当に心が読めないーーー





家へ向かう、揺れる電車の中で澪和はドキドキが抑えられなかった。





そして、電車も無事に最寄り駅に着き、



「で、ではここで。失礼します!」



澪和が電車から降りようとした時だ。

御影が急に顔を近づけてきた。



「……っ」



鼓動が早くなる。


御影は澪和の耳元でコソッと一言、



「……さっきのは城津にやられた分の消毒だ」


「………っっっ」



『ドアが閉まりますーーー』



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