イケメン部 〜第3巻〜
澪和はおもむろにスマホをカバンから取り出し、御影に電話をかけた。



繋がらない。



「…病院に行ったのかな?」



胸を押さえて苦しがっていた御影の姿を思い出す。



「……明日、先輩のクラスに様子を見に行こう」



一人でポツリと呟き、澪和はそのまま深い眠りについた。












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