イケメン部 〜第3巻〜
參の章
其ノ壱
カーテンの隙間から朝日が眩しいくらいに射し込む。
「…んぅ」
重い瞼を開けた澪和の目の前に、大きな人が立っていた。
慌てて身体を起こすと、隣には御影が。
あぁ、そっか、御影先輩に引き止められて、椅子に座ったまま寝ちゃったんだっけ…?
それにしてもーーー
この人…誰!?
目の前に立ちはだかる人は、白衣を纏っていた。
御影先輩の主治医さん…かな?
澪和がまだ眠い目をゴシゴシとこすって、その先生に話しかけようと口を開いた時だった。
「誠の知り合いか?」
「えっ…」
主治医の方から声を掛けてきた。
澪和はいきなりの出来事に固まってしまったがすぐに、
「…はい。部活の後輩です。海空澪和と言います」
自己紹介をした。
「…んぅ」
重い瞼を開けた澪和の目の前に、大きな人が立っていた。
慌てて身体を起こすと、隣には御影が。
あぁ、そっか、御影先輩に引き止められて、椅子に座ったまま寝ちゃったんだっけ…?
それにしてもーーー
この人…誰!?
目の前に立ちはだかる人は、白衣を纏っていた。
御影先輩の主治医さん…かな?
澪和がまだ眠い目をゴシゴシとこすって、その先生に話しかけようと口を開いた時だった。
「誠の知り合いか?」
「えっ…」
主治医の方から声を掛けてきた。
澪和はいきなりの出来事に固まってしまったがすぐに、
「…はい。部活の後輩です。海空澪和と言います」
自己紹介をした。