血まみれ椿姫
☆☆☆
家に帰ってからも俺はなかなか眠れずにいた。
見た光景があまりにも衝撃的すぎて、とてもじゃないけれど安心して眠ることなんてできなかった。
小さな女の子が人の首をチェンソーで切り落とす。
しかしその姿はカメラには映っていない。
俺と城が同時に同じ幻覚をみていたんだろうか?
一瞬そんな事を思ったけれど、そんな都合のいい話あるわけがない。
間違いなく、あの女の子はあの場にいた。
もしかして、隣街で事件もあの女の子が引き起こしたんだじゃないだろうか?
だとすれば犯人が捕まらないのは当たり前だ。
だって、あの子はカメラに映らないのだから。
「亡霊……」
俺はそう呟き、強く首を振った。
女の子の亡霊だなんて、それこそあり得ない。
亡霊なら呪い殺せばいいだけで、チェンソーを使う理由がない。
それに、あんなに小さな子が高校生を狙う理由もわからない。
家に帰ってからも俺はなかなか眠れずにいた。
見た光景があまりにも衝撃的すぎて、とてもじゃないけれど安心して眠ることなんてできなかった。
小さな女の子が人の首をチェンソーで切り落とす。
しかしその姿はカメラには映っていない。
俺と城が同時に同じ幻覚をみていたんだろうか?
一瞬そんな事を思ったけれど、そんな都合のいい話あるわけがない。
間違いなく、あの女の子はあの場にいた。
もしかして、隣街で事件もあの女の子が引き起こしたんだじゃないだろうか?
だとすれば犯人が捕まらないのは当たり前だ。
だって、あの子はカメラに映らないのだから。
「亡霊……」
俺はそう呟き、強く首を振った。
女の子の亡霊だなんて、それこそあり得ない。
亡霊なら呪い殺せばいいだけで、チェンソーを使う理由がない。
それに、あんなに小さな子が高校生を狙う理由もわからない。