秘密の糸Season1㊦
「…ごちそうさまでした。」

そして私は、そのまま家を出た。

「…行ってきます。」

そして大学まで歩いた。

久々の大学…。

周りは皆幸せそうなカップルが歩いてる。


19歳の時は私もこうやって一緒に歩いてた。

それも今は…。

ダメダメ!

私にはこの印があるんだから

こんな気持ち、雪都に失礼だ。

私は気にしないよう、大学まで歩いた。




< 103 / 146 >

この作品をシェア

pagetop