秘密の糸Season1㊦

部屋でくつろいでいたその時、


コンコン


ドアをこつく音が聞こえた。



「失礼致します。」



ドアの方から、従業員の声が聞こえた。



俺は玄関に向かい、ドアを開けた。



そして、従業員が料理を持って来た。


「わあー美味しそー！」


そしてテーブルにはたくさんの料理が並べられた。


「本日は、旬の食材を使った料理となっております。
こちらの料理は…」

そして料理の説明に入った。


「それでは失礼致します。」

従業員は全て伝えた後、帰って行った。


「食べるか。」


そして俺達は箸を取り出した。


「うん！頂きまーす！うーん美味しいー！」


「円花、美味しそうに食べるな。」


カシャ

俺はその時、スマホを取り出し思わず写真を撮った。


「あ、ちょっとー今撮ったでしょー？」


円花は俺からスマホを取り上げようと必死だ。

それもまた可愛い。


「もう！絶対変な顔してるもん！」


(保存保存…。)


俺はすぐに、撮った写真を保存した。


「んな事ないって。？ほらこっち向いて。」


「もう…恥ずかしい…。」


なんか今の俺、娘を必死に撮る父親みたい？


でも良い。


円花との大事な思い出はたくさん取っておきたい。

たくさん円花を撮っておきたい。


今の時間は今しかないから。

そして全俺達は全ての料理を食べ終わった。


俺のアルバムに入っている写真も増えた。

「ごちそうさまでした！
鍋だったから汗掻いちゃった」

「じゃあ、そろそろ風呂いく？」

「そうだね」

そして俺達は風呂の準備をした。