秘密の糸Season1㊦
そして大浴場に向かった。

「じゃあ後でな。」

「うん。」

そして俺達は、入口前で別れた。


俺は浴室に行き、浴衣を脱いだ。

バサ

時間が早かったのか俺以外脱衣場では誰もいなかった。


「ラッキー誰もいねえじゃん。」



そして俺は、浴室の扉を開けた。


そしてすぐさまシャワーで身体を洗い流した。


シャワーをしている間、俺はひたすら円花の事を考えていた。

(…よし順調。)

今の所、何も失敗していない。

このまま明日まで迎えるぞ。

だけど

心ではそう思っていても

身体は

正直者だった。


「そういえば、混浴は空いてるのか?行ってみるか」

俺は浴室に浸かった後、階段を上がり、混浴場所まで向かった。




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