秘密の糸Season1㊦
「お先に失礼致します!」

従業員に挨拶をし、着替えをすませ、

颯爽と外に出た。

私は、スマホを取り出し晋ちゃんに電話を掛けた。

井上さんに言われてなかったら私は、ずっと晋ちゃんと中途半端な今の関係のままだった。

私は、もう一度しっかり話そうと

“けじめ"をつけた。

だけど、その時には、もう…、既に
…遅かった。



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