秘密の糸Season1㊦
「あっ…」

だから…私の雪都に対する感情は
まるで“溢れ出す水“のように流れ出た。

一緒にいたとか関係ない。

「あん…っ」

だって私達はこんなにも愛し合ってる

「雪都…っ」

「…円花」


今の雪都の彼女は紛れもなく、私

私なんだ


だから、


絶対に誰にも渡さない。

誰にも…


私は雪都から絶対離れない。
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