秘密の糸Season1㊦
「ごちそうさまでした!雪都ありがとう!」
「おう、じゃあそろそろ着替えるわ。」
「あ…うん。私、お皿洗っとくね。」
「さんきゅ。」
そう言って雪都は、着替え始めた。
「うし、じゃあ俺そろそろ行くわ。」
(やだな…寂しい)
そう思った私は途端に、雪都の服の裾を掴んでしまった。
「どうした?円花」
そして思わず
「…行っちゃヤダ」
子どもみたいに甘えてしまった。
「…何で急に?今まで何も言わなかったじゃん」
「そうだけど…でも嫌なの」
何で自分でもこんな事を言ってしまうのか…。
でも、
谷口さんと一緒ってだけで不安になる。
私は雪都の彼女なのに…。
でも、不安なんだ。
自分でもこんなわがまま言ったのは生まれて初めてだ。
その時雪都が意地悪な笑みで私の方を振り返った。
「…円花妬いてんの?」
雪都はそう言って、ニヤッと笑った。
妬きもち…。
そうかもしれない。
私はコクンと頷いた。
「俺の彼女は円花だけだって」
雪都はそう言って、私の頭をポンポンした。
「雪都…」
「安心しろ?」
「うん…。LINE…してね?」
「うん」
チュ
約束として私達はキスをした。
「じゃあ、行ってきます」
「…行ってらっしゃい」
パタン
そして雪都は出ていった。
何だか本当に新婚さんを味わえたみたいだ。
「へへ」
雪都にされたキスがまるで新婚夫婦のように感じた。
愛する人と毎日一緒なんて幸せだなー…。
雪都と毎日一緒に居られたら良いのに…。
「あ、皿洗いしよっかな」
そして私は、皿洗いを始めた。
「おう、じゃあそろそろ着替えるわ。」
「あ…うん。私、お皿洗っとくね。」
「さんきゅ。」
そう言って雪都は、着替え始めた。
「うし、じゃあ俺そろそろ行くわ。」
(やだな…寂しい)
そう思った私は途端に、雪都の服の裾を掴んでしまった。
「どうした?円花」
そして思わず
「…行っちゃヤダ」
子どもみたいに甘えてしまった。
「…何で急に?今まで何も言わなかったじゃん」
「そうだけど…でも嫌なの」
何で自分でもこんな事を言ってしまうのか…。
でも、
谷口さんと一緒ってだけで不安になる。
私は雪都の彼女なのに…。
でも、不安なんだ。
自分でもこんなわがまま言ったのは生まれて初めてだ。
その時雪都が意地悪な笑みで私の方を振り返った。
「…円花妬いてんの?」
雪都はそう言って、ニヤッと笑った。
妬きもち…。
そうかもしれない。
私はコクンと頷いた。
「俺の彼女は円花だけだって」
雪都はそう言って、私の頭をポンポンした。
「雪都…」
「安心しろ?」
「うん…。LINE…してね?」
「うん」
チュ
約束として私達はキスをした。
「じゃあ、行ってきます」
「…行ってらっしゃい」
パタン
そして雪都は出ていった。
何だか本当に新婚さんを味わえたみたいだ。
「へへ」
雪都にされたキスがまるで新婚夫婦のように感じた。
愛する人と毎日一緒なんて幸せだなー…。
雪都と毎日一緒に居られたら良いのに…。
「あ、皿洗いしよっかな」
そして私は、皿洗いを始めた。