秘密の糸Season1㊦
「どんなのが良いかなー」

そして私達はスマホで宿を探した。

「あ、ここは?カップルにおすすめだって!」

「おーいいな。」

「だね!あ、ここもいいなー」

「お!良いじゃん!」

「へへ♡」

雪都とこうして一緒に2人で旅行の計画を立てられるだけで幸せだ。

「ここは?」

「あ、いい!」

「じゃ、ここにするか?」

「うん!」

そして宿が決まり予約をし、終えた。

「楽しみだね~!」

「そうだな」

その時、雪都はまた私を後ろから抱きしめた。

「中々会えなくてごめんな?」

「ううん、雪都と一緒に入れるだけで私は満足だよ。」

「ありがとう」

私は回された腕に手を置いた。

雪都が側に入れば良い…。

側にいるだけで良いの…。

だから雪都…。

私を離さないでね?

その時雪都が私の鎖骨の下辺りを吸った。





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