一番そばに。
なんだかちょっと寂しいような…


毎日お互いの家を行き来してた仲だったのもあって、最近かなり退屈な気分になる。





……大河、なんであんな事してきたんだろう





聞きたくても聞けない悩みが心の奥に突っかえたまま、ムズムズしている。


これはもう、美咲に相談するしかない…かな?


私はすぐに教材たちを片付けて、小走りに教室から飛び出した。



ーーーと、その時



ドンッ



「きゃっ!」


「うぉっ!」



誰かにぶつかって、その場に倒れ込んでしまった。



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