一番そばに。
私は氷室くんにされるがままにして、彼に体重を預けた。
あっという間に靴を履き替えられ、そのまま校門にーーー。
…あれ、氷室くん、私の名簿番号とか名前とか知ってるんだ?
あまりにも一瞬のうちに靴を履き替えてもらったので、その時には気づかなかったが、少し疑問が頭に浮かんだ。
チラッと氷室くんの顔を覗くと、いつもの様な涼しげな表情をしていて…
「…かっこいい」
思わずそう口にしてしまっていた。
あっという間に靴を履き替えられ、そのまま校門にーーー。
…あれ、氷室くん、私の名簿番号とか名前とか知ってるんだ?
あまりにも一瞬のうちに靴を履き替えてもらったので、その時には気づかなかったが、少し疑問が頭に浮かんだ。
チラッと氷室くんの顔を覗くと、いつもの様な涼しげな表情をしていて…
「…かっこいい」
思わずそう口にしてしまっていた。