君と私が繋がるように。〜2人で歩く、星を求めて~
君が来た春
私の名前は、冴木 菜澄那 【サエキ ナズナ】
今年から高校生になった普通のJK
そんな私の普通な高校生活が、この日から変わろうとしていた。
私はいつものようにいつもの友達と喋っていた。
「なずなちゃんってなんでそんなに可愛くて性格いいのに彼氏いないの?」
「いやいや、可愛くないし性格もみんなと同じだよ!いつもお世辞有難うございます。」
「あっ、、、、お世辞じゃないんだけどな…」
「えっ、なに?」
「そろそろ、自覚してよ〜!」
「もう、何のこと!?」
「まぁ、なずなちゃんには早いか。それよりさぁ………………」
そこからまた、今はくだらないと感じるけれど、大人になると青春の一ページになるはずの友達との会話を楽しんだ。