いっしょのきもち
冬
美月side
今日はバレンタイン。
私は光希くんを探してた。
光希くんとは、やっぱりちょっとギクシャクしているけれど。
私が困ってたら、真っ先に気づいて助けてくれる。
だから、光希くんへの気持ちは募っていくばっかりで。光希くんがどう思ってるかわからないけれど、自分の気持ちは伝えたい。
ほんとは、朝声をかけるつもりだったんだけど、席も離れてるしなかなか声をかけれなかった。
こんなことならちゃんと先に伝えとくんだった……
放課後、光希くんを探して空き教室の前を通ったら光希くんの声が聞こえてきた。
「ーーー俺は、好きだから。」
「そか。ありがとう。」
そっと覗いたら、光希くんと優子ちゃんが話して、光希くんはチョコを持ってた。
あー、光希くんは優子ちゃんと付き合うんだ…
今さら渡しても仕方ないじゃん。
渡す予定だったちょこは一人で食べた。
昨日、味見したときは甘かったのに、
今日は味がしなかった……
「こんな美味しくないの、あげれなくてよかった。」
そう、自分に言ったら涙がこぼれた。
私は光希くんを探してた。
光希くんとは、やっぱりちょっとギクシャクしているけれど。
私が困ってたら、真っ先に気づいて助けてくれる。
だから、光希くんへの気持ちは募っていくばっかりで。光希くんがどう思ってるかわからないけれど、自分の気持ちは伝えたい。
ほんとは、朝声をかけるつもりだったんだけど、席も離れてるしなかなか声をかけれなかった。
こんなことならちゃんと先に伝えとくんだった……
放課後、光希くんを探して空き教室の前を通ったら光希くんの声が聞こえてきた。
「ーーー俺は、好きだから。」
「そか。ありがとう。」
そっと覗いたら、光希くんと優子ちゃんが話して、光希くんはチョコを持ってた。
あー、光希くんは優子ちゃんと付き合うんだ…
今さら渡しても仕方ないじゃん。
渡す予定だったちょこは一人で食べた。
昨日、味見したときは甘かったのに、
今日は味がしなかった……
「こんな美味しくないの、あげれなくてよかった。」
そう、自分に言ったら涙がこぼれた。