さよならくじら
冷たい倖羽
今日、倖羽に話しかけよう。
そう決めた。
朝、廊下に行くと勇羽がいた。
「倖羽おはよう!」
「.......何。希咲。」
勇羽は冷たくそう言った。
「えっ。倖羽??」
「だから何。」
「ううん。何でもない.......。」
そう言って教室へ帰っていった倖羽の背中は
今までに見た事のないようなつ
冷たい背中だった。
そう決めた。
朝、廊下に行くと勇羽がいた。
「倖羽おはよう!」
「.......何。希咲。」
勇羽は冷たくそう言った。
「えっ。倖羽??」
「だから何。」
「ううん。何でもない.......。」
そう言って教室へ帰っていった倖羽の背中は
今までに見た事のないようなつ
冷たい背中だった。