さよならくじら
「倖羽!これ読んで。」

そう言って紙を渡し、教室へ戻った。


それから5分後.......

利太教室に来た。

「希咲ー。あのー.......倖羽が放課後、図書室に来て。って」


この言葉を聞いて、やっともとにもどれたかなー。

なんて思った。


そして放課後.......

図書室に向かうとやはり私より先に倖羽はいた。

「倖羽!話って?」

そう聞いた。

「お前さ.......」

「ん?何。」

「ホントウザイ。まじでこういうのやめて。」


「えっ。倖....倖羽?」

「もう俺に関わんないで.......じゃ。」



待ってよ倖羽。。

どうしてそんなに冷たいの?

優しかった倖羽は

好きだった倖羽は

どこに行っちゃったの?



あの仲のいい4人は、

いつまでも続いていく関係だって思ってた.......

でも、いつその日に終わりが来るかなんて

分かんないんだね。。
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