1人の女子とゆかいな不良たち
これって、なんかヤバいやつかな…

だんだん人気のないところに行く彼女達に少し焦りを感じた。



結局、連れてこられたのは体育館裏だった。

「あのさ、あんたふざけてんの?」

いきなり振り返ったかと思うと、いきなりそう言われた。

「はい?ふざけてないよ」

「あんた、私の彼氏に手、出したんでしょ‼」

「え?」

「とぼけないでよ‼私の彼氏があなたを好きになったから、別れてって言ってきたのよ⁉」

「あの、あなたの彼氏って誰?」

「とぼけんじゃないわよ⁉高田裕翔よ‼」

高田裕翔…

「誰?私、名前覚えるの苦手だから、ごめんね?それに私は何もしてないから、あなた達二人の問題なんじゃない?」

そう言うと、彼女は顔を真っ赤にさせた

「偉そうにっ‼ふん‼覚悟しなさいよ‼」

そう言うと、彼女達は帰っていった。

今更だけど、後ろにいた人たちはなんか意味あったのかな?
< 4 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop