1人の女子とゆかいな不良たち
そう聞くとみんなはうつむいて何かを考え始めた
しばらくして
「結愛ちゃん」
沈黙を破ったのは陵だった
「ユウナっていうのは俺たちの大切な仲間だった人だ」
「だった、って…」
「ユウナは亡くなったんだ」
強い衝撃を受けた
「ど、うして…?」
「それは、俺たちからはちょっと…大翔に聞いてくれ。多分結愛ちゃんになら教えてくれると思う」
大翔に…
「わかっ…」
ガチャ
答えようとしたとき、突然部屋の扉が開いた
立っていたのはさっきまで話題にあがっていた大翔だった
「大翔」
「結愛、俺に聞きたいことあるのか?」
「えっと、それは…」
聞かれちゃったか…
「言えよ。」
そう言われても答えられないでいる私に
「気になるなら聞いた方がいいと思う、これからのためにも」
楓さんはそう言ってほかの2人を連れて部屋を出てってしまった
どうしよう…
そう思っていると大翔は部屋に入ってきて向かい側に座った
「聞きたいことがあるなら言ってみろ」