1人の女子とゆかいな不良たち
大翔side
あいつ、広瀬優菜と出会ったのは俺が中学1年の時だった
中学に入り小学生の時より自由になった俺は幼なじみだった雅楽や陵とつるんで遊び歩いていた。
雅楽は俺たちの中でも特に遊び人で可愛い女子がいるとすぐ声をかけていた
反対に陵はそれを窘めるような立場だった。
そんなある日、
「大翔〜、陵〜、可愛い子見つけた〜」
いつものように雅楽がそんなことを言いながら空き教室に入ってきた
「またかよ。今度は誰なの?」
陵が呆れたようにそう言った。
「陵のクラスだよ〜」
「俺の?」
「そそ。5組の結城楓ちゃんとその友達の広瀬優菜ちゃん」
「え」
それを聞いた瞬間陵の顔が固まった
「陵どうした?」
「雅楽、ダメだ」
「は?」
「その2人はダメだ」
「なんで?」
「いや、それは」
そのまま黙ってしまった陵
雅楽と顔を見合わせる
「はっきり言えよ、陵」
あいつ、広瀬優菜と出会ったのは俺が中学1年の時だった
中学に入り小学生の時より自由になった俺は幼なじみだった雅楽や陵とつるんで遊び歩いていた。
雅楽は俺たちの中でも特に遊び人で可愛い女子がいるとすぐ声をかけていた
反対に陵はそれを窘めるような立場だった。
そんなある日、
「大翔〜、陵〜、可愛い子見つけた〜」
いつものように雅楽がそんなことを言いながら空き教室に入ってきた
「またかよ。今度は誰なの?」
陵が呆れたようにそう言った。
「陵のクラスだよ〜」
「俺の?」
「そそ。5組の結城楓ちゃんとその友達の広瀬優菜ちゃん」
「え」
それを聞いた瞬間陵の顔が固まった
「陵どうした?」
「雅楽、ダメだ」
「は?」
「その2人はダメだ」
「なんで?」
「いや、それは」
そのまま黙ってしまった陵
雅楽と顔を見合わせる
「はっきり言えよ、陵」