1人の女子とゆかいな不良たち
「おれは一条雅楽、3組だよー」

「俺は相良大翔、1組だ」

とりあえず名乗っておく

「へぇ、それで?何が目的でここに連れてきたの?」

「ん?陵が……」

喋りかけた雅楽の口を陵が急いで塞いだ

「おっまえ、なに言おうとしてんだよ」

「いやだって陵が...」

「だからそれは今言うことじゃないだろ?
ってか雅楽が勝手にやったんだからな」

「え〜何それ〜おれは可愛い陵くんのために〜」

「なんなのそのキャラ」

2人の争いを傍観する俺と女子2人

最初に声をあげたのは意外にもボブの子の方だった

「結局どういうつもりで呼び出したわけ?」

あー、この子結構はっきりしてる子なんだ

俺はそんな印象を抱いた
< 56 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop