1人の女子とゆかいな不良たち

結局私がほぼ一方的に喋り続けているうちに
雅楽の家に到着した

「結愛ちゃんいらっしゃーい!」

ピンポンをするとすぐに雅楽が来て家にあげてくれた

「もう他の2人は来てるんだよー」

グイグイと腕を引っ張られ雅楽の部屋につれてこられた

「うわぁ広いねー」

雅楽の部屋は想像通り広かった

「どこでも座ってよー飲み物取ってくる」

そう言って雅楽は部屋を出た

「結愛ちゃん!」

手招きしてくれる楓さんの隣に座った

ふっと奥を見ると陵と楓さんの繋がれた手

相変わらず微笑ましい2人だと思った









その後雅楽が飲み物を持ってきてくれて今話題のゲームをやったりして楽しく過ごした

「はぁー疲れたわー」

「もう何戦目?」

「普通におしゃべりしよー」

さすがにずっとやっていると疲れる...

みんなコントローラー片手に机に突っ伏していた

「雅楽、面白い話でもしろよ」

唐突に雅楽に話をふった大翔

雅楽かわいそう...

「えぇ、おれー?」

「だってお前ん家だろ」

なんとも理不尽な理由...

そう突っ込みたかったが自分に話が振られそうでやめておいた
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