1人の女子とゆかいな不良たち

「面白い話〜?結愛ちゃん何聞きたい?」

「えっ私?」

「他の3人は知ってる話ばっかだから」

「えー?じゃあ小さい頃の話とか?」

適当に話題をだしてみた

「小さい頃かぁ...俺習い事ばっかしてたなぁ」

大翔の言う通り厳しかったんだろうな

「遊んだりとか出来なかったの...?」

「まあ大翔たちが遊びに来た時は遊んだりしてたかな」

「そうなんだ」

「あと塾行ってくるって言ってよく俺のうちでさぼってた」

そう突っ込んだのは大翔

「えぇっ!それバレなかったの?」

「いやぁその時お世話してくれてたお手伝いさんが優しい人でさ、隠してくれたんだよね」

「へー!優しい人だね」

「雅楽はそのお手伝いさんが相当好きみたいで写真まで持ってるんだよ」

ちょっと笑いながら陵がそう教えてくれた

「写真?見てみたい!」

「おい陵〜余計なこと言うなよ〜」

そう言いつつ雅楽は机に向かった

どうやら写真を見せてくれるらしい
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