100日の歌姫。
日記を全部見て、おばさんから渡された封筒を取り出した。
封筒には、見覚えのある字で、"優馬へ"と書いてあって、中には二枚の紙が入っていた。
実那の字だ。
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優馬へ
これを優馬を読んでるって事は、もうあたしはそこにいないんだね。
優馬とは昔から一緒にいて、兄弟みたいに育ってきたけど
あたしは優馬が好きだった。
だから、優馬が好きって言ってくれた時、とっても嬉しかったんだよ。
ありがとう。