100日の歌姫。




日記を全部見て、おばさんから渡された封筒を取り出した。


封筒には、見覚えのある字で、"優馬へ"と書いてあって、中には二枚の紙が入っていた。


実那の字だ。



*☼*―――――*☼*―――――


優馬へ


これを優馬を読んでるって事は、もうあたしはそこにいないんだね。



優馬とは昔から一緒にいて、兄弟みたいに育ってきたけど

あたしは優馬が好きだった。


だから、優馬が好きって言ってくれた時、とっても嬉しかったんだよ。


ありがとう。



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