100日の歌姫。




『なあ、実那?』


「ん?」


いつもと変わらない感じで、話せてると思ってたのに



『なんかあった?』


優馬には、なんか伝わっちゃったみたい。



「えっ?」


『いや、なんかいつもと声が違ったから。』



「そぅかな。そんなことないと思うけど。」



いかん、泣きそう。


なんであたしなのかな………。



「優馬………………会いたい。」


なんて、ね。




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