100日の歌姫。
「いってきます。」
次の日、お昼ご飯を食べてから、大きなギターを背負って、家を出た。
「お邪魔します。」
「実那ちゃん、いらっしゃい。」
優馬のお母さんが迎えてくれて、家に入れてくれた。
「よっ、さっそく歌作るぞ。」
優馬の部屋をノックすると声が聞こえて、入ると優馬はもう手にギターを持っていた。
「ん。」
優馬の部屋には、ギターとかピアノとかあって、音楽が大好きってのが伝わって来る部屋。
あたし、この部屋大好き。
住みたいくらい。
音楽好きにはたまらない部屋。