100日の歌姫。
「なに。」
「なにじゃねえよ。一向に学校来ねえんだもん。俺がここに来るしかないだろ。」
さっきまで楽しかったのに。
なんか、テンション下がった。
「別にいいじゃん、もう学校行けるわけないじゃん。」
「莉々にあんなこと言ったからか?」
………………。
「莉々、別に怒ってねえぞ。」
「嘘っ!怒らない理由がないじゃん。」
あんなこと言われて、怒らないわけない。
「理由なら自分で聞いたら。」
つまり、優馬は学校に来い。そう言いたいんだ。