100日の歌姫。




やだ、やだ………。


何これ。手の震えが止まらない。



頭がいたいっ。


目の前が、グラングランする。



ガッッシャャーーン


机に倒れこんで、上にあった本とかが全部落ちてしまった。




「実那!?」


その音を聞いてお母さんが部屋にやってきてくれて、

倒れてるあたしを見て急いであたしの体を揺さぶって声をかけた。



「ねえ、実那!実那!」


お母さんの声を聞いて、あたしは意識を手放した。



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