蜜月同棲~24時間独占されています~
唇同士が内側を擽り、そのくすぐったさに思わず身を捩る。
もう片方の手の指が、くんと私の顎下を引っ張って反射的に開いた歯の間から彼の舌に押し入られた。
そのまま私の舌先を絡め取り擽られれば、もう逃げることなんてできなかった。
「んっ……ん……」
最初は優しかったキスも、熱く甘く、濃厚な刺激に変わる。
彼の肩に置いた手が、きゅっとシャツを握りしめたけれど、力が上手く入らなかった。
舌を絡めるキスくらい、したことはある。
だけど、こんなにも身体の奥から蕩けるようなキスは初めてだった。
濡れた唇が滑って、それがぞくぞくとした快感を生む。
キスって、こんな、官能的なものだったっけと頭の片隅でちらりと思う。
「んぅっ……」
息苦しさに顔を背けてしまい、けれどすぐに唇が追いかけてくる。
力が抜ける。
上半身を少しずつ彼に委ねるしかなくなって、がっしりとした腕に支えられながら、気が付けばソファに押し倒されていた。
もう片方の手の指が、くんと私の顎下を引っ張って反射的に開いた歯の間から彼の舌に押し入られた。
そのまま私の舌先を絡め取り擽られれば、もう逃げることなんてできなかった。
「んっ……ん……」
最初は優しかったキスも、熱く甘く、濃厚な刺激に変わる。
彼の肩に置いた手が、きゅっとシャツを握りしめたけれど、力が上手く入らなかった。
舌を絡めるキスくらい、したことはある。
だけど、こんなにも身体の奥から蕩けるようなキスは初めてだった。
濡れた唇が滑って、それがぞくぞくとした快感を生む。
キスって、こんな、官能的なものだったっけと頭の片隅でちらりと思う。
「んぅっ……」
息苦しさに顔を背けてしまい、けれどすぐに唇が追いかけてくる。
力が抜ける。
上半身を少しずつ彼に委ねるしかなくなって、がっしりとした腕に支えられながら、気が付けばソファに押し倒されていた。