俺様社長ときゅん甘同居
「うん、すっげー嬉しい。それじゃあ飯食べに行くか!」
買い物を済ませた車は再び走り出し、次は隠れ家的な洋食屋さんに連れていかれた。
そこの煮込みハンバーグはかなり絶品で、夢中で食べて笑われたりと、終始和やかに食事の時間を楽しんだ。
ご飯も食べ終わると、拓さんのうちへ向かう。
車のついた先は、職場のビルからほど近いタワーマンション。
確かにチーフデザイナーという肩書きを名乗っているが、実質はデザイナーで、営業も一手に引き受けて、副社長的な立ち位置だ。
ほんと、仕事におけるスペックの高さが人とは違う。
それなりのお部屋に住んでいるというのは納得。
入り込んだ駐車場からエレベーターに乗り、さらに上の階の、20階のボタンを押していた。
かなり、高い所に部屋があるようだ。
「お邪魔します」
そう言って入っていった先のリビングルームからの窓の外にはキラキラ輝く夜景が見えた。
ゆっくり近寄って窓辺から外を眺めていると
「はい、甘いカフェオレだよ」
そう言って差し出されたカップを受け取り飲む。
暖かさと甘さと、満腹感から急激な眠気になる。
許容量的にも限界だったので、逆らわずに寝てしまいたくなる。
「ん?色々あって疲れたか?ほら、こっちに来いよ?」
ソファーの方に座る拓さんに誘われてそっちに行く。
「うん、ありがとう。綺麗な夜景。いつまでも見てられる」
「いつでも見に来ていいぞ?」
「う・・・ん・・・」
返事をしたかしないかで私は疲れからか眠気に勝てず、意識を手放したのだった。
買い物を済ませた車は再び走り出し、次は隠れ家的な洋食屋さんに連れていかれた。
そこの煮込みハンバーグはかなり絶品で、夢中で食べて笑われたりと、終始和やかに食事の時間を楽しんだ。
ご飯も食べ終わると、拓さんのうちへ向かう。
車のついた先は、職場のビルからほど近いタワーマンション。
確かにチーフデザイナーという肩書きを名乗っているが、実質はデザイナーで、営業も一手に引き受けて、副社長的な立ち位置だ。
ほんと、仕事におけるスペックの高さが人とは違う。
それなりのお部屋に住んでいるというのは納得。
入り込んだ駐車場からエレベーターに乗り、さらに上の階の、20階のボタンを押していた。
かなり、高い所に部屋があるようだ。
「お邪魔します」
そう言って入っていった先のリビングルームからの窓の外にはキラキラ輝く夜景が見えた。
ゆっくり近寄って窓辺から外を眺めていると
「はい、甘いカフェオレだよ」
そう言って差し出されたカップを受け取り飲む。
暖かさと甘さと、満腹感から急激な眠気になる。
許容量的にも限界だったので、逆らわずに寝てしまいたくなる。
「ん?色々あって疲れたか?ほら、こっちに来いよ?」
ソファーの方に座る拓さんに誘われてそっちに行く。
「うん、ありがとう。綺麗な夜景。いつまでも見てられる」
「いつでも見に来ていいぞ?」
「う・・・ん・・・」
返事をしたかしないかで私は疲れからか眠気に勝てず、意識を手放したのだった。