俺様社長ときゅん甘同居
思わぬ刺客参上?
その週、休憩時間になると所長や翔子ちゃんにからかわれたりしながら仕事をして週末の金曜日。
明日は私の実家に、明後日は拓さんの実家に挨拶に行き早々に籍を入れて一緒に住むというハイスピードの進み具合。
拓さん、こうと決めたら譲らないから。
苦笑しつつも好きだと思える人と結婚出来ることに少しワクワクしていた。
そんな今日はあらかた荷物を持ち出してる私は強制連行された日からずっと拓さんの家に行くことになっていて、現在は拓さんの仕事終わり待ちである。
事務所には珍しく私と拓さんと所長のみ。
所長も今は帰り支度を始めていた。
そんな時
『バーン!!』
「ちょっと、拓!あんた結婚するって何があったの!?」
勢いよく事務所のドアを開けて飛び込んできたのは拓さんに似た負けず劣らず年齢不詳の美女だった。
「は!?お前なんで職場にまで来るんだよ!?」
拓さんの口調が砕けているということは、かなり親しい知り合いだ。
しかも、血が繋がってる系の・・・
「それは、こっちのセリフよ!久しぶりに電話してきたと思えば」
『 あ、俺近々結婚するから、日曜にその相手連れてくから。じゃ、日曜11時でよろしく! 』
「とか切られても、お相手がどんな方かも分からないし、ましてこんなオッサンと結婚してくれるなんて!どんな方かも分からないと何も準備できないじゃない!だからお相手の好みやら聞こうと電話しても出ないし、折り返さないんだもの!突撃しかないじゃないの!」
明日は私の実家に、明後日は拓さんの実家に挨拶に行き早々に籍を入れて一緒に住むというハイスピードの進み具合。
拓さん、こうと決めたら譲らないから。
苦笑しつつも好きだと思える人と結婚出来ることに少しワクワクしていた。
そんな今日はあらかた荷物を持ち出してる私は強制連行された日からずっと拓さんの家に行くことになっていて、現在は拓さんの仕事終わり待ちである。
事務所には珍しく私と拓さんと所長のみ。
所長も今は帰り支度を始めていた。
そんな時
『バーン!!』
「ちょっと、拓!あんた結婚するって何があったの!?」
勢いよく事務所のドアを開けて飛び込んできたのは拓さんに似た負けず劣らず年齢不詳の美女だった。
「は!?お前なんで職場にまで来るんだよ!?」
拓さんの口調が砕けているということは、かなり親しい知り合いだ。
しかも、血が繋がってる系の・・・
「それは、こっちのセリフよ!久しぶりに電話してきたと思えば」
『 あ、俺近々結婚するから、日曜にその相手連れてくから。じゃ、日曜11時でよろしく! 』
「とか切られても、お相手がどんな方かも分からないし、ましてこんなオッサンと結婚してくれるなんて!どんな方かも分からないと何も準備できないじゃない!だからお相手の好みやら聞こうと電話しても出ないし、折り返さないんだもの!突撃しかないじゃないの!」