俺様社長ときゅん甘同居
それに対して私は
「月末は仕方ありません。特に今月は年度末と重なるので締めが多いのですから仕方ないです。私がやらなきゃ皆のお給料が振り込まれませんからね?」
淡々と告げると
「そりゃ、そうだが。そろそろ詩織さんに月末だけでも出てもらったらどうだ?柊希くんも、幼稚園に行きだしたんだろ?」
小さな事務所なので、所長の家族はもはや親戚のように知っているし、詩織は元々高校からの友人である。
話に出た彼女と所長の息子の柊希くんは私にとっても親戚の子のような位置づけで可愛がっている。
「それは、所長も考えたみたいなんですけど。ダメになりましてね。そのうちに所長が教えてくれますよ」
そうサラリと返した。
すると、その返しでピンときたらしい砂川さんは
「そうか、あまり負荷を掛けたくないからホントに無理するんじゃないぞ」
そう言ってまたもポンポンと頭を撫でる。
それ、もう癖ですか?
チラッと見上げれば、ん?という疑問顔で返される。
フルフルと小さく首を横に振り、私も食事に戻る。
それを対面から見ていた翔子ちゃんは呆れた眼差しを砂川さんに向けていたが、それが分からずキョトンとすると。
「晶子さん、何かあったらいつでも聞きますからね!なんでも言ってくださいよ?」
と、念を押す。
「月末は仕方ありません。特に今月は年度末と重なるので締めが多いのですから仕方ないです。私がやらなきゃ皆のお給料が振り込まれませんからね?」
淡々と告げると
「そりゃ、そうだが。そろそろ詩織さんに月末だけでも出てもらったらどうだ?柊希くんも、幼稚園に行きだしたんだろ?」
小さな事務所なので、所長の家族はもはや親戚のように知っているし、詩織は元々高校からの友人である。
話に出た彼女と所長の息子の柊希くんは私にとっても親戚の子のような位置づけで可愛がっている。
「それは、所長も考えたみたいなんですけど。ダメになりましてね。そのうちに所長が教えてくれますよ」
そうサラリと返した。
すると、その返しでピンときたらしい砂川さんは
「そうか、あまり負荷を掛けたくないからホントに無理するんじゃないぞ」
そう言ってまたもポンポンと頭を撫でる。
それ、もう癖ですか?
チラッと見上げれば、ん?という疑問顔で返される。
フルフルと小さく首を横に振り、私も食事に戻る。
それを対面から見ていた翔子ちゃんは呆れた眼差しを砂川さんに向けていたが、それが分からずキョトンとすると。
「晶子さん、何かあったらいつでも聞きますからね!なんでも言ってくださいよ?」
と、念を押す。