俺様社長ときゅん甘同居
「もうなってる。だからそれを示すために、男は指輪を贈るんだろうな。俺のところに居てくれって」
次の信号でまた止まった時
「俺もそんな気持ちだよ。晶子に俺のところに居てくれって。そんな気持ちを形にしたくて指輪を贈りたくなった」
「ありがとう。嬉しい」
ゆっくりと会話しながらも、車は順調に進み目的地に着いた。
「とりあえず、ここなら沢山お店があるからな。色々見てみるか」
車を駐車場に止めて歩き出すのはデパートや高級ブランドの並ぶ界隈。
「そんなに高くなくていいんだからね!ね!」
「お前な、俺を幾つだと思ってる?お前より九つ上なの!稼いできてるし、貯蓄だってそれなりにある。だからお前が好きな指輪を選んでいいんだ。分かったか?」
そう言われてしまえば、返す言葉もない。
拓さんは確かにその辺しっかりしてそうだもんね。
それなら、私の好きな物を選んだ方が良いのだろう。
「うん、分かった。それじゃあVenusが見たいな」
「あぁ、あのブランドは晶子が好きそうだな」
「うん、詩織が結婚する時に見てたブライダル誌に載ってた指輪が印象的で。自分の時があるなら、見に行ってみたいなって思ってたの」
「じゃあ、言ってみよう」
手を繋いで、人の流れに乗りながらお店を目指して歩く。
次の信号でまた止まった時
「俺もそんな気持ちだよ。晶子に俺のところに居てくれって。そんな気持ちを形にしたくて指輪を贈りたくなった」
「ありがとう。嬉しい」
ゆっくりと会話しながらも、車は順調に進み目的地に着いた。
「とりあえず、ここなら沢山お店があるからな。色々見てみるか」
車を駐車場に止めて歩き出すのはデパートや高級ブランドの並ぶ界隈。
「そんなに高くなくていいんだからね!ね!」
「お前な、俺を幾つだと思ってる?お前より九つ上なの!稼いできてるし、貯蓄だってそれなりにある。だからお前が好きな指輪を選んでいいんだ。分かったか?」
そう言われてしまえば、返す言葉もない。
拓さんは確かにその辺しっかりしてそうだもんね。
それなら、私の好きな物を選んだ方が良いのだろう。
「うん、分かった。それじゃあVenusが見たいな」
「あぁ、あのブランドは晶子が好きそうだな」
「うん、詩織が結婚する時に見てたブライダル誌に載ってた指輪が印象的で。自分の時があるなら、見に行ってみたいなって思ってたの」
「じゃあ、言ってみよう」
手を繋いで、人の流れに乗りながらお店を目指して歩く。