俺様社長ときゅん甘同居
そんな風に会話しつつお店に戻って指輪を受け取った。
小さな箱が二つ入った小さな手提げを持って二人でお店を出る。
「大人で美男美女。お似合いのお二人でしたね!」
そんな店員さん同士の囁きは聞き取れなかったけれど。
「なんか、こういうふうに見るだけのお出かけも楽しかった。私は拓さんとお出かけするのがかなり好きみたい」
「俺もだな。外だと色んなもの見れて、晶子の色んな表情が見られるしな」
「でも、お家でまったりも捨て難いの。私どんどん欲張りになってる」
「俺の事で欲張りになるのは、大歓迎だな」
会話をしつつ、スーパーに寄り買い物をして帰宅。
「ふふ、やっぱりここが落ち着く」
「それは光栄だな。晶子が落ち着くならいい」
二人で笑いながら買い物を片付けて、夕飯を作りご飯を食べる。
このさりげなく繰り返す毎日が堪らなく幸せだと思う。
「明日挨拶が済んだらそのまま、区役所行って婚姻届出さないか?」
「え?でも紙用意してないでしょ?」
「先走り過ぎてるのを笑ってもいい。ここ書いてくれないか?」
差し出されたのは婚姻届。
そこには既に夫の欄を拓さんが書いていて、あとは妻の欄だけだ。
「聞いてもいい?」
「あぁ、良いぞ」
「いつ用意してたの?」
「晶子がここに来た日に」
小さな箱が二つ入った小さな手提げを持って二人でお店を出る。
「大人で美男美女。お似合いのお二人でしたね!」
そんな店員さん同士の囁きは聞き取れなかったけれど。
「なんか、こういうふうに見るだけのお出かけも楽しかった。私は拓さんとお出かけするのがかなり好きみたい」
「俺もだな。外だと色んなもの見れて、晶子の色んな表情が見られるしな」
「でも、お家でまったりも捨て難いの。私どんどん欲張りになってる」
「俺の事で欲張りになるのは、大歓迎だな」
会話をしつつ、スーパーに寄り買い物をして帰宅。
「ふふ、やっぱりここが落ち着く」
「それは光栄だな。晶子が落ち着くならいい」
二人で笑いながら買い物を片付けて、夕飯を作りご飯を食べる。
このさりげなく繰り返す毎日が堪らなく幸せだと思う。
「明日挨拶が済んだらそのまま、区役所行って婚姻届出さないか?」
「え?でも紙用意してないでしょ?」
「先走り過ぎてるのを笑ってもいい。ここ書いてくれないか?」
差し出されたのは婚姻届。
そこには既に夫の欄を拓さんが書いていて、あとは妻の欄だけだ。
「聞いてもいい?」
「あぁ、良いぞ」
「いつ用意してたの?」
「晶子がここに来た日に」