俺様社長ときゅん甘同居
エピローグ
素敵な結婚式から数ヶ月。
季節は移ろい、すっかり秋らしくなってきた。
今日は休日。
結婚式の集合写真を眺めながらゆっくり過ごしていた時だった。
「ほら、晶子お茶にしよう」
そう言って運んで来たくれた拓さん。
しかし、いつもお気に入りで飲んでる紅茶が妙に鼻につく。
いつもはいい香りに感じるのに。
その違和感に考え込んでいると
「晶子、どうした?」
「なんか、いつもの紅茶のはずなのに、匂いが妙に鼻につくのよ。いつもはいい香りにすぐ飲みたくなるのに」
そう言うと、ガタッと立ち上がりリビングの棚に置いてある救急箱に向かっていく拓さん。
「なに、どうしたの?」
思わず聞くと
「なぁ、晶子。お前今少し遅れてるだろ?」
そう言いながら、箱から取り出し戻って来た手にあるのは妊娠検査薬。
夏を迎えた休暇頃にハネムーンにも行き、その辺から出来たらいいよねと話して、とりあえず自然に任せていた私達。
「調べてみていいんじゃないか?」
そう言って渡された箱。
ここ2ヶ月は普通に来ていたが今月は確かに遅れている。
「じゃあ、行ってくるね」
そうしてトイレに行き、検査薬を使う。
待ち時間は1分。
水平に置いて待つ。
すると、見ているうちにどんどん検査薬の窓に差し掛かり判定終了窓に線が出る頃には、検査結果の窓にくっきりとした紫色の線が出ていた。
季節は移ろい、すっかり秋らしくなってきた。
今日は休日。
結婚式の集合写真を眺めながらゆっくり過ごしていた時だった。
「ほら、晶子お茶にしよう」
そう言って運んで来たくれた拓さん。
しかし、いつもお気に入りで飲んでる紅茶が妙に鼻につく。
いつもはいい香りに感じるのに。
その違和感に考え込んでいると
「晶子、どうした?」
「なんか、いつもの紅茶のはずなのに、匂いが妙に鼻につくのよ。いつもはいい香りにすぐ飲みたくなるのに」
そう言うと、ガタッと立ち上がりリビングの棚に置いてある救急箱に向かっていく拓さん。
「なに、どうしたの?」
思わず聞くと
「なぁ、晶子。お前今少し遅れてるだろ?」
そう言いながら、箱から取り出し戻って来た手にあるのは妊娠検査薬。
夏を迎えた休暇頃にハネムーンにも行き、その辺から出来たらいいよねと話して、とりあえず自然に任せていた私達。
「調べてみていいんじゃないか?」
そう言って渡された箱。
ここ2ヶ月は普通に来ていたが今月は確かに遅れている。
「じゃあ、行ってくるね」
そうしてトイレに行き、検査薬を使う。
待ち時間は1分。
水平に置いて待つ。
すると、見ているうちにどんどん検査薬の窓に差し掛かり判定終了窓に線が出る頃には、検査結果の窓にくっきりとした紫色の線が出ていた。