極上の愛をキミへ
「いつものとこで良い?」

「うん。任せる」


そしてあたし達は、行きつけの軽食のあるBARへと向かった。

亜弥は中学高校の同級生で、1番の友達。

大人になってからも頻繁に会うほど、今も仲が良い。

お店の中に入り、カウンターへと座る。

亜弥はパスタとカクテルを、あたしはカクテルを注文した。


「将生(まさき)と、仲直りした?」


将生とは、亜弥の高校から付き合っている彼氏だ。

そして亜弥と同じく、中学高校の同級生でもある。

先週亜弥と会った時、喧嘩の真っ最中だった。


「まだ喧嘩中」

「喧嘩って、ただ亜弥が怒ってるだけじゃん」

「だって・・・」

「どうせ、また引っ込みが付かなくなっただけでしょ」


あたしの言葉に、亜弥は口を尖らせる。

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