極上の愛をキミへ
「大丈夫だから、休め。やるだけのことはやった。自分の体、もっと大事にしろ。ほら」


悠麻はあたしの腕を引き、歩き出す。


「ここ使え。俺も隣の部屋で休むから」

「・・・ごめん。ありがとう」


悠麻は何も言わず、その場を後にした。

綺麗にベッドメイクされたベッドの上に、体を預ける。

少しだけ・・・

そう思い、瞳を閉じた。


「う〜〜〜ん。よく寝た」


・・・うん?

あたしはバッと起き上がり、辺りを見渡す。

今、何時?!

慌てて時計を探す。


「6:50」


時間を確認し、安堵のため息をつく。

そのまま寝たせいで、服がシワシワだ。

流石に、このままの格好では会社に行けない。

まだ時間あるし、一度家に帰ろう。

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