極上の愛をキミへ
「可哀想なキミをベットに寝せて、俺はシャワーを浴びに行った」

「はぁぁ」

「で、戻ってきたら、キミは起きてた。で、キミが誘って来た」


・・・は?!


「あたしが?」

「あぁ。だから、ヤッた」


2人の間に、沈黙が流れる。

あたし、ヤッたんだ。

何故か、不思議と笑みが零れた。


「なんだよ」

「ごめんなさい。全く記憶はないけど、抱いてくれたあなたに感謝しなきゃね」

「は?意味わかんねぇ女」


あなたにどう思われても、構わない。

ただ、あたしはあなたに感謝する。


「あ、そうだ。服どこ?」

「ソファのとこ」


あたしはベットから立ち上がり、ソファへと向かう。

そして、着替えを済ませた。

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