極上の愛をキミへ
寿退社、ね。

絶対、あたしには無理だ。

あたしは黙って、移動を認めて貰えるのを待つしかないかなぁ。


「そろそろ時間だよ。仕事に戻ろう」


そうみんな促し、あたし達は仕事へと戻った。

そして、あっという間に役員会の日が来てしまった。


「頑張ろう」


活気のない応援を互いにし合い、みんなで憂鬱な役員会へと向かった。

始めのうちは良いのだが、酒が進むにつれて酔いが回って来たのか?役員たちの態度が変わって来る。


「ほら、キミ達も飲みなさい」


そう言い、秘書たちに酒を進めてくる。

これ、完全にパワハラだよね。

みんな断れず、酒を頂く。

自分たちの秘書を潰すだけ飲ませて、何が楽しいんだか。

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