100万回の好きを君に



「だな~。バカだ、俺。」



苦笑したカイト。





「実はさ、俺、ずっとレナに隠してた事


あったんだ。」




隠してたこと?





「俺の母親が、1年前に亡くなったんだ。病気で。」





え。






「別に隠してたっていいことなんだろうけど、



レナには全部知ってほしくて。」






< 17 / 130 >

この作品をシェア

pagetop