100万回の好きを君に


死にゆく私を見て、




カイトは悲しむだけだ。




そこに幸せなんてない。




カイトにとって。




やっぱり私は、離れなければいけない存在。




余命がある人間に、未来なんてない。




そもそも望んじゃいけない。




余計な未練を残したくない。


< 40 / 130 >

この作品をシェア

pagetop