100万回の好きを君に



「やっぱり俺じゃ無理なのか?


レナの心に、まだ俺はいないの?」





そんな悲しい顔しないでよ。




嘘で塗り固めたものが剥がれ落ちてきてしまう。






「はっきり言うけど、無理なの。



もうカイトのこと好きにならない。



こんな風にされるのも、迷惑。


私に、もう構わないで。」




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