先生の背中。




「おはよう!」

先生が自転車を整理していた。



「おはようございます…。」




「あれ?何かあったか?元気なさそうだけど…。」



頭に手を置かれポンポンとされた。







ダメだ…。
キュンってなっちゃうよ…。
先生をまだ好きな証拠だね。








「大丈夫です。もう遅れるんで行きます。」


そう言って早歩きで自転車置き場を去った。








苦しいよ…。
こんなに好きなのに…。
私自分に嘘ついて、りかにまで嘘ついてる。









りかに言おう。











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