先生の背中。


先生と夏休み何して過ごしてたかを話ながら教官室に行った。



先生は仕事が大変でゆっくりできなかったらしい。



「はいこれ。ちゃんと俺が洗濯してきてやったんだから感謝しろよ~!」




タオルからはいい匂いがした。


先生はどこに住んでんのかな~?


「ありがとう!そういえば先生の家って学校から近いの?」



「おれん家?車で10分くらいかな~。…あっ!もしかしてお前、俺の後つけてをストーカーするつもりか?」



意地悪そうに笑う先生。




「そんなことしないよ!でもけっこう近いんだね~」



「永田町に住んでんだ!」


「えっ?私泉町だよ!私の家とも近いね~!」



私の家の近くに先生が住んでいるというだけで嬉しかった。
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