板チョコとトリュフ
2
月曜日。
結局土曜日は1日ごろごろして過ごして、日曜日にデパートに行ってチョコレートを買ってしまった。
買ったものの、渡すべきかは全然決まっていない。
はあぁっ。と大きくため息が出てしまった。
「北河?具合わるいのか?」
ボーッとしていた為、私の席まで人が近づいて来てたのにも気付かなかった。
しかも藤田さんが。
「わっ。や、いいえっ!大丈夫です。すみません。」
「そう?朝からずっと元気ない感じだぞ?無理はしなくていいからね。」
そう言うと私の頭を、軽くポンと撫でた。
…そういうことをさりげなくするから、好きになるんだよ。
「?」
押し黙った私に、藤田さんは不思議そうに首をかしげる。
「…イエ。ちょっと寝不足なだけなんで、ほんとに平気です。」
「そうか?なら、今日は早く帰って寝ろよ。」
そう言って去っていった。
その後ろ姿を見送って、はあぁっ。っとまた大きくため息をついてしまう私だった。
結局土曜日は1日ごろごろして過ごして、日曜日にデパートに行ってチョコレートを買ってしまった。
買ったものの、渡すべきかは全然決まっていない。
はあぁっ。と大きくため息が出てしまった。
「北河?具合わるいのか?」
ボーッとしていた為、私の席まで人が近づいて来てたのにも気付かなかった。
しかも藤田さんが。
「わっ。や、いいえっ!大丈夫です。すみません。」
「そう?朝からずっと元気ない感じだぞ?無理はしなくていいからね。」
そう言うと私の頭を、軽くポンと撫でた。
…そういうことをさりげなくするから、好きになるんだよ。
「?」
押し黙った私に、藤田さんは不思議そうに首をかしげる。
「…イエ。ちょっと寝不足なだけなんで、ほんとに平気です。」
「そうか?なら、今日は早く帰って寝ろよ。」
そう言って去っていった。
その後ろ姿を見送って、はあぁっ。っとまた大きくため息をついてしまう私だった。